エアコン 冷風・暖風がでない…原因や診断法

エアコン

エアコン(冷風・温風)が出ない…

原因と対処法

エアコンの故障原因はさまざまありますが、おおきく分けて3つです。

・室外機基盤
・室外機コンプレッサー
・ガス漏れ

上記の3点が主に多い故障原因と言っていいでしょう。内容によっては高額になる修理や、少額で修理できる事もあるでしょう。見に来るだけでもかかる出張費…夏場になるとなかなか修理業者は来てくれない…
しかしそんなときに少しでも知識があると、修理を待つか買替えを行うか、早く判断できるでしょう。ここからは、エアコンが故障した場合の原因や対処法など解説していきます。

 

室内機のランプ点滅

エアコンが冷えない・温まらないなどの場合はまず室内機のランプ点滅などがないか確認をおこないます。

室内機のランプ点滅のは意味があり、機械的な故障、動作故障、お掃除不良などがある為、室内機のランプ点滅している場合は、電気的部品の故障が多いでしょう。

室内機のランプ点滅あり

エアコン室内機のランプ点滅がしている場合は、電気的部品の故障の可能性が非常に高いです。

例をあげると
・内外通信エラー
・室外ファンモータロック
・お掃除クリーナー不良
など、エアコンのランプ点滅がしている場合は、部品の交換で治る可能性が高いと言えるでしょう。しかし高額修理なコンプレッサー不具合でも室外機故障としてランプ点滅する為、高額な修理になる事も覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

室内機のランプ点滅なし

エアコン室内機のランプ点滅がない場合、電気的な部品の故障はほぼないと言ってもいいでしょう。
エアコンそのものは正常に動いていると、エアコンは判断をしているためこの場合、ガス漏れかコンプレッサ不具合のどちらかになるでしょう。

室内機のランプ点滅がない場合は、動作をかけ室外機を見に行くことが判断で重要になってきます。

室外機は動いている?

エアコンの故障診断の8割…いや9割が室外機と言っても間違いはないでしょう。室外機の動作の動きかた次第できまってきます。

まずは夏場だと一番低い温度で、冬場だと一番高い温度を設定し室外機を見にいきます。

室外機が動いてない

エアコンの室外機が、まったく動いていない。
この場合は、ほぼ室外機の基盤が原因といえるでしょう。

人間と例えれば、頭脳が動かないと身体も動いてはくれないように、室外機のコンピュータが信号を送らないと、コンプレッサは動かずプロペラも回りません。

室外機がまったく動作しない場合は、基盤の故障と判断しましょう。

室外機が動いている

エアコンの室外機が動いている場合、判断は難しいでしょう。さまざまな原因があります。

1つめは、コンプレッサー故障ですね。基盤が正常であれば機械自体は動きます。しかし心臓部でもあるコンプレッサーは年数が経つと経年劣化により消耗してしまう物です。

2つめは、ガス漏れが多いと言えるでしょう。すべてが正常にうごいていてもガスがないと意味はありません。年数とともに配管の劣化や、室内機のラジエータ腐食によりガス漏れがおきてきます

3つめでは、意外にも室外機基盤です。室外機基盤とコンプレッサーは繋がっています。室外機基盤からコンプレッサーへうまく電圧が遅れていない場合はコンプレッサーも動きません。

エアコン室外機が通常で動いている場合は、また別の判断方法が必要になるでしょう。

ガス漏れの判断方法

エアコン室外機が動いている場合では、ガス漏れの可能性も十分にあります。
しかしガス漏れがしているという判断方法はガスの圧力を調べないと…そんなことはありません。ガス漏れの判断方法は2つあります。

室外機の配管部分をチェック

エアコンのガス漏れがおきている場合は、室外機の配管に霜がついています。

室外機を正面からみて右下側に配管は繋がっているので確認してみましょう。

室外機からでている風を確かめよう

エアコンのガス漏れがおきると、室外機の裏側にある銀色の部分が冷えなくもなり、厚くなることもありません。

エアコンの室外機正面に立ってみましょう。冷房→温風、暖房→冷風がでてきます。室外機の正面から出ている風が、このようになっていない場合はガス漏れを疑いましょう。

 

コンプレッサーは動いているのか?

エアコンの室外機心臓部コンプレッサーの動作確認は、室外機を分解せずとも可能です。

まずは室外機をよく見てみましょう。

動作音も揺れもない

エアコン室外機の前に立ってすこし見てみましょう。コンプレッサーは右側に部品がついています。
耳をあてて聞いてみたり、手をあててうごいているかどうか確認してみましょう。まったく音も振動もなければコンプレッサーの故障でしょう。

揺れが大きい・異音がしている

エアコンの室外機正面に立ち見てみると、室外機が揺れるほどの異常な振動がおきていたり、御近所さんに迷惑ほどの異音がしていたらコンプレッサー故障といえるでしょう。

この場合コンプレッサー故障の可能性も高いですが、室外機基盤の電圧不足などがおきている可能性もあります。7割コンプレッサー故障、3割室外機基盤ほどが目安でしょう。

 

エアコン故障の修理金額

エアコン
・室外機基盤故障
¥22.000~¥28.000

エアコン
・コンプレッサー故障
¥45.000~¥65.000

エアコン
・ガス漏れ故障
¥23.000~

ガス漏れ故障の修理では、エアコンの年数やどこからガス漏れがおきているかで、修理金額は変化してくるでしょう。ガスチャージのみを行い3・4年使えるようにするか、配管から修理しガス漏れを修理するかで変わってきます。

 

あくまで参考であるという事

エアコンの故障では、もっとも多い故障箇所3点を解説させていただきましたが、故障箇所はさまざま見てきました。

電気的な部品の故障でも設置状況が原因な場合があったり、設定の問題が原因やフィルターの汚れが原因などお客様自身の過失も存在します。
やはりエアコンの専門業者にに見に来てもらう事がいいでしょう。

まとめ

今回は、エアコンの故障原因おおきく分けて3つ。診断法を解説してみました。

6月~8月のエアコン修理依頼は混みあいます。早めのエアコンの動作確認をおこない万全の状態で夏の猛暑を乗り越えましょう。

弊社では大型家電(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)の修理など、国内大手家電メーカーの修理業務を行っており、水槽クリーニング・エアコンクリーニングも受け付けております。

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